太郎坊宮の神様が召し上がるお米を育てる、神田。
その神田で育ったお米を収穫する儀式『抜穂祭』が、無事に終わりました。
↓収穫後に「はさがけ」で天日干しされる稲穂たち。
この後、11月のお祭りで神様の御前にお供えされます。
さて、良く知られた名句に「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」というものがあります。
稲穂は豊かに実るほど、どんどん頭を下げていきます。
それに比べ、私たち人間はどうでしょう。
地位が高くなり、豊かになればなるほど尊大な気持ちを抱いて「頭が高く」なっていないでしょうか。
稲穂の姿を見つめながら、自省を深めたいと思います。